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みなさん、会社でうるさい上司を黙らせるチャンスです。
その秘密がこの本には書かれています。
もしかしたら、知らないうちに自分がウザい上司になっているかも知れません。この本は、それを判定してくれます。
会社で自分がウザい上司だと思われたくない人は、ぜひ手に取って読んでください。
それでは参りましょう。
もくじ
マレーシア転職までに読んだ本 - 三木雄信とは?
経歴・プロフィール
1972年、福岡県生まれ。
東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。
27歳でソフトバンク社長室長に就任。
孫正義氏のもとで
「ナスダック・ジャパン市場開設」
「日本債券信用銀行(現:あおぞら銀行)買収案件」
「Yahoo!BB事業」
などにプロジェクトマネージャーとしてかかわる。
2006年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立。同社代表取締役社長に就任。
同年、子会社のトライオン株式会社を設立。代表取締役社長。
https://toraiz.jp/miki/
2015年には、英語学習1年間前サポートプログラム「TORAIZ」(トライズ)を開始。
もし英語を”本気で”習得したいという方がいたら
トライズはかなりおすすめします。
学長Xは海外に就職した時、正直ほとんど英語を話せませんでした。
でも数年間、毎日のように勉強はしていたんです。
でも話せない・・・。



英語の勉強は、他の勉強法とは違います
プチ自慢ですが、大学首席、大学院飛び級卒業くらいの成績でした。
ちゃんと勉強すれば頭に入っていました。
でも、
英語は普通の勉強法では身につかない
ということを
学長Xは身をもって実感しました。
学長Xが海外に行って、
英語を話さなければ生きていけない環境にいたからこそ
はじめてそこで英語力が身についたと思います。
それを日本にいながら疑似体験できるのが
トライズです。
アウトプットがなければ絶対身につかない
でも、多くの人は
不安でコワいから、それをやらないんです。
それは自ら習得できない道を選んでいるということです。
まず”本気で”変わりたいと思っている方は
無料カウンセリングに応募するべきです。
「変わりたいのに変われない」と言う人は
行動しない人です。
あなたの理性が”本気で”変わりたいと思っているなら
無料カウンセリングくらいはやってみましょう。
合わないと思ったらやめればいいのですから
無料カウンセリングで
自分を客観的に把握できるのは、かなりの利点です。
それが無料でできるのです。
それをやりもしないのに諦める人は
今後もやらないし、目標を達成することはできないでしょう。
行動を起こすことは出発点です。
学長Xのブログで口うるさく言っていることです。
行動を起こさないと、1年後も変わらず
今と変わらない生活を送っているでしょう。
当然です。行動していないのだから変化するわけがない。
”今”行動しないと、5分後には怠け者のあなたの心が勝ってしまいます。
【無料カウンセリング】トライズなら1年で英語が身につく3つの理由


マレーシア転職思考法 - 孫正義社長から浴びせられた言葉
「何事も数字で考えろ」
「考える前に数えろ、議論する前に数えろ」
「数字で語れない者は去れ!」
「この数字はおかしい。この%の分母と分子は何だ?」
直接、孫正義社長に鍛えられた著者が、数値化のノウハウを教えてくれる本です。
特に大変だった「Yahoo!BB」プロジェクト
サービス開始直後から多数の申込みを頂いていました。
しかし、ADSLの開通工事に大幅に遅れが生じたため、コールセンターにはクレームや問い合わせが殺到していました。
それを知った孫社長は、著者に
「お前が言って何とかしてこい」
と頼みました。
著者はコールセンターの統括責任者として問題解決にあたりました。
本書は他と何が違う?
従来の数値化
・上から押し付けられる
・ノルマ、プレッシャー
・長時間労働
上から押し付けられる受け身の数値化ですね。
分析するだけで終わったら、うんざりしますね。
マレーシア転職思考法 - 本書の数値化
・自分で取りに行く
・問題解決ツール
・時短、生産性向上
次の打ち手につながる数値化です。
みなさん、そう考えるとワクワクしませんか?
働き方改革の時代に持ってこいの本ですね。
実際に著者の三木さんは、TORAIZ事業で
ほぼ残業0を実践しているのです。
これからは、
”攻めの数値化”で、下が上を動かせるようになるのです。
さあ!あのうるさい上司を黙らせてやりましょう!
マレーシア転職思考法 - 目標を数値化することで、初めて人は動きだせる
ソフトバンクの社員たちは、
数字で考え、数字で語ることを求められます。
日常の報連相でも、数字に基づいて話さなければ相手にされないのだそうです。
それのソフトバンクのカルチャーです。
矢継ぎ早に問い詰められ、何も答えられずに撤退していく幹部たちの姿を何度も目にしたことがあるそうです。
マレーシア転職思考法 - 数値化する大きなメリット
目標達成までに何をすべきか
という具体的なアクションが見えてくる
問題を数字に置き換えれば、
現状を正しく把握し
問題の根本的な要因を明確にできる
どの問題から手をつけるべきかわかる
「数字=お金」にすることで、
上司は自分たちの問題として捉えてくれる
2割の問題を解決すれば全体の8割は解決する
2:8の法則と呼ばれたり、
パレートの法則
と呼ばれたりする。
ビジネス界では、かなり有名な法則ですね。
もちろん問題解決だけではなく、売上にも使われます。
優先順位をつける基準
解決すると効果が大きいものからやる。
まさに先ほどのパレートの法則である。
マレーシア転職思考法 - 孫正義の判断基準
孫社長は、人の意見やアイデアを「良い悪い」「好き嫌い」などの主観では判断しない
「これなら結果が出る」と数字で客観的に示せるなら OK
示せないなら却下
このように、すごく思考がフラットなのだそうです。
この話を聞いてお釈迦様を連想したのは私だけでしょうか?
この話は別の機会にしたいと思います。
「どうだったか」ではなく
「どうするか」を話す
次のアクション(未来)に繋がらない数値化は意味がない
ということです。
マレーシア転職思考法 - 日本企業の多くは思考停止
日本企業の多くは、上の人が言えば「白いものも黒くなる」という文化です。
「上司がそう言ったから」というだけで思考停止になってしまいます。
声が大きい人の的外れな提案や意見を通してはいけない
・長い会議
・やる気の問題にする
・気合の問題にする
・足で稼げと言う
これほど非生産的なことはありません。
数字は誰にとっても絶対的な事実です。
これを聞いて映画のマネーボールを思い出した人はいますか?
まさに、この状況と似ています。
私の好きな映画の1つでもあります。
ぜひ、あわせて鑑賞してみてください。
「数字=お金」に換算しなければ、上司は自分たちの問題として認識してくれない
このことを肝に銘じておきましょう。
マレーシア転職思考法 - 数値化仕事術7つのポイント
①数字は自分で取りに行く
受け身の数値化
①上からの指示で仕方なくデータ集め
②既にある数字だけを分析している
③目の前の問題を解決できると思っていない
攻めの数値化
①現場の人間が自ら積極的に数値化
②本当に必要な数字を自分の手で作り上げる
③目の前の問題を解決するという強い意志がある
②「どうだったか」ではなく
「どうするか」を話す
次のアクション(未来)に繋がらない数値化は意味がない
③数える前にまず「分ける」
数値化のファーストステップ「分ける」だそうです。
例えばリンゴだったら、
- 重さ
- 濃度
- 糖度
- 収穫量
- 都道府県
- 輸出量
などです。
最初はざっくりとした分け方で構いません。
著者がよくやるのはポストイットを使った方法です
詳細を知りたい方は本書を見ることをおすすめします。
④問題のありかが見えてきたら
さらに細かく分けて計測する
これはルールがありません。
例えば、
- 一日ごと
- 曜日ごと
などです。
⑤現実問題を数式で表す
大事なのは、
データを構造化して、情報や知識にすること
情報とは
・データを整理し解釈や意味を持たせたもの
・どういう意味か?に答えられること
例えば、
「日本の総人口」の情報だけで終わるのではなく、
「この数値は近年横ばいで、日本は人口減少の局面を迎えている」
まだ言えて、初めて情報になります。
知識とは
例えば、
未来の予測数値を持った上で、
〇〇制度を新たに作らなくてはいけない
というような、
対策まで言えて知識と呼ぶことができます。
本書には具体例が記載してありますので、詳しく知りたい方は本書を手に取ってみてください。
ソフトバンクの販促方法「パラソル」
Yahoo! BB サービス開始当初の話です。
本社には、わかりやすく図解で示されてあります。
本書を手に取ることをおすすめします。
⑥数値化したら PDCA を高速で回し続ける
ソフトバンクでは「D」が「P」 より先に来たり、
あるいは「P」と「D」をほぼ同時に進行することもよくあるそうです。
早く失敗した方がいい
というのがソフトバンクの考えです。
これは私も同感です。
というのも、
私がそういう考えになったのは植松電機の植松努さんのおかげです。
この方のDVDを観たとき、あまりにも感動して恩師に持っていきました。
そしたら私の恩師も感動し、すぐに自分用に購入していたのを覚えています。
笑いあり、涙ありの講演DVDになっています。
個人的には、全国の保護者、教師、何かの先生、生徒、学生に観てほしいのはもちろんですが、全国民に観てほしいと思いました。
失敗=データになる
ということを、植松努さんから学びました。
ソフトバンクの考え方に置き換えると、
早くデータにした方がいい
ということになりますね。
おそらく、一生私のバイブルになるDVDです。
ブログやYouTubeにもまとめますので、あわせて観て頂けたらと思います。
https://bookx.life/rocketengine1/
計画にいくら時間をかけても確実性は高まらない
これもソフトバンクの考え方だそうです。
これを聞いた時、
アップデート主義
を思い出しました。
佐渡島庸平さんの『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』の回でも登場した言葉です。
詳細は、下記のブログ記事を参照ください。
https://bookx.life/we-are-lonely-but-not-alone-2/
リアルタイムで回し続ける
これがソフトバンクのサイクルの速さです
月次、週次、日次どころではなく、
その瞬間ごとの数値を確認するのだそうです。
⑦問題解決後も数字でチェックを続け、
環境変化にいち早く気づく
数字をチェックしていれば、予測値と実測値のズレも把握できます。
その場合、何らかの環境変化が起こっている可能性があると言います。
マレーシア転職思考法 - ビジネスにおいて最も重要な5つの数字
①顧客数
②顧客単価
③残存期間(顧客でいてくれる期間)
④顧客獲得コスト
⑤顧客維持コスト
営業利益はこの5つの数字で表すことができる
(顧客数×顧客単価×残存期間)-(顧客獲得コスト+顧客維持コスト)
利益を最大化するには
前者()の数値を上げるよう努め、
後者()の数値を上げるように努めます。
残存期間を伸ばすということは、
ライフタイムバリュー(LTV)を伸ばす
と言うことでもあります。
孫正義氏曰はく、
牛のよだれのようなビジネスが一番いい
と言うそうです。
みなさんはこれを聞いて、どんなビジネスが思いつきますか?
では、それを宿題とします。
答え合わせは後編の授業で。
https://bookx.life/suchikashigotojutsu2/
時間をイメージしやすい映画があります。
『In Time』またの名を『TIME』
サクッと2時間以内で観れます。
プライム会員なら無料で観れます。
この作品は、本当に考えさせられました。おすすめです!
マレーシア転職までに読んだ本 - 三木雄信さんの著書
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