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無形資産の作り方
スポーツジムを例に-capitalism3
2017年のスポーツジムと1977年のスポーツジムを比較していきます。
一見すると、さほどハイテクではない産業ですら、
投資の種類を微妙に変えているのです。
2017年のスポーツジムは、事業運営に必要な設備だらけです。
コンピューターのある受付と回転ドアがあるかもしれません。
運動用の機械
ウエイト
シャワー設備
ロッカー
マット
鏡
などです。
こうした設備は全て、スポーツジムを所有運営する企業の財務に反映されます。
彼らの会計簿は通常、触って目に見える資産を大量に含みます。
それは、その運営事務所から
顧客の使うランニングマシーンやバーベルまでを含みます。
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1977年のアメリカはジムだらけでした。
アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作映画
『アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男』が公開されたばかりでした。
彼がロサンゼルスのベニスビーチにあるゴールドジムでトレーニングしている場面が大量に出てきます。
このジムは1965年に開業し、アメリカ全国にフランチャイズ展開していました。
他のスポーツジムはノーチラスのようなマシンを備えていました。
これは固定ウエイトマシンの元祖で、
1960年代末にアーサー・ジョーンズが発明したものでした。
当時のジムを見渡したら、今日のジムと随分似ているので驚くかもしれません。
確かにウェイトマシンは少なく、随分古臭いでしょう。
会員の管理にはコンピューターではなく、
インデックスカードを使っていたはずです。
物理的な内装もずっと無骨だったかもしれません。
ですが、それ以外では事業の目に見える資産はほぼ同じです。
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無形資産のキーワードは、
トレーニング教室の運営は別企業
であるということです。
詳細を知りたい方は、本書を手に取ることをおすすめします。
次回は、無形資産の種類を解説します。
【④】につづく・・・
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